生理学から見た美人

化粧した顔は他人?脳の研究開始。
古くから化粧品はイメージが重視されてきた。購買ターゲットに好感度の高い女性やタレントを広告に起用し、容器の形から色に至るまで、そのブランドの世界観を表現することが化粧品販売には不可欠だ。

化粧品業界でも、感性を科学的に捉える動きが出てきた。カネボウ化粧品は07年7月から脳科科学者の茂木敬一郎氏と共同で、脳科学と化粧の関係について研究を進めている。自分の素顔と自分の化粧顔、他人の顔を見たときに脳がどのように反応するのかを調べた。もともと自分の顔と他人の顔を見たときでは、活動する脳の領域が異なるのは知られきたが、カネボウ化粧品の実験によれば、化粧した自分の顔を見たときの脳活動が他人の顔を見ているときのものに近いというのだ。

さらには、化粧前に自分の素顔を見たときには脳からドーパミンが放出されることもわかった。「化粧は女性にとって社会との橋渡しであると同時に、期待感や励み、意欲という感情を呼び込むともいえそうだ」。(カネボウ化粧品広告幹部)。他方資生堂も昨年の6月、ソーシャルビューティーケアセンターを設立、顔のアザや傷で悩む人たちに目立たなくするメーキャップを無料で教える活動を本格的に開始した。これは企業の社会活動(CSR)の一環だが、化粧と女性の内面に与える影響に関する研究に水面下で進んでいる。

化粧品メーカーは化粧品の成分研究にとどまらず、化粧そのももの持つ効用研究に足を踏み入れ、肌の手入れに新たな付加価値を見出そうとしている。
08/11/8週刊ダイヤモンドより引用。
週刊ダイヤモンドの「使える心理学」という特集から引用したのだが、女性の化粧をするときの脳の活動は、どうやら「自分の化粧したときの顔を見たときの脳は、
他人の顔を見たときと同じ脳部位が反応する」とある。
つまり、化粧した自分は、素顔の自分ではなく、別人になった自分と感じるのである。

男性では、このような感覚になることは少ないが、女性では化粧をするという、行為は格別なことであり、きれいに化粧をした自分を見ることで快感に繋がり、
化粧をしなければならないと脳は考えるのです。
以前に私は、大手化粧品会社で「女性の美、美しさについて講演」したことがあるが、
日本女性はフランス、イタリアなどヨーロッパの女性たちの4倍ものお金を化粧品に費やしている。アメリカ人女性の2倍で、様々な化粧品を購入していることになる。

フランスやイタリア女性の多くは、食から綺麗になるという考え方があり「健康美」を優先している。
だから、薄化粧、化粧品にあまりお金をかけなくても綺麗になれるのである。
日本女性、特に若い女性は化粧品にはお金を掛けるが、20歳〜30歳代の女性の30%近くは朝食を抜いたり、
簡単に済ませている居る人を含めるとなんと70%近い人たちが食事は重要視していない。
私の母の若き頃の写真を見たら、白黒だが、色白の美人で、餅肌といわれていたようです。
だから白粉で充分であったのだ。

昔の人は「撫子美人」という日本人古来の和風美人が多かった。切手の絵柄でも有名な「見返り美人」がそうであるように、古い時代から女性の化粧品は愛されていた。
つまり、現代人は「見た目が重視」されている。ファション雑誌に登場するモデルさんのようになりたいと、ダイエットや化粧、格好などを真似る。
個性が無くなったと私は嘆いているが、現在の若い女性は背も高くなり、見た目の綺麗な人は多くなってきたが、仕草や女性らしさなど色気と私は呼んでいるが身に付けばもっと現代女性は綺麗になれるし、格好良くもなれるのである。

現在でもヒット商品の多くは、女性が関わっていることが多い。特に女性心理が働くと口コミで広がり、販売拡大に繋がるのである。
美味しいレストランやヒット商品の多くは女性客などからの口コミである。以前にも紹介した女性はコミュニケーションに優れている感覚があるからです。

このコミュニケーションを利用し、ビジネスに展開しようとする考え方です。
私は現在、食料品メーカー、通信などのIT関連、社員研修などの依頼もあるが、その中で依頼された会社に「人の心理学、脳科学、感覚生理学」を応用し、製品、商品開発、研究に取り入れ、また販売促進に役立つものだと指摘している。
これらを大手の自動車会社に提案して、ヒットを生み出したこともある。
製品や商品のヒットだけではない、新企画、アイデア、創造性などの能力、個人のスキルアップにも応用のできるビジネスパーソンなのである。
私共は今後、五感オンデマンド、五感ビジネスとして多くの皆様にご指導致します。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦

以上生理学から見た美人でのキーワードから固い話ではありますが十分美容に参考になると思いページに採用させてもらいました。管理人奥戸

追記ダイエットとは?
「痩せる」=「体重減」ではない!

体重やサイズダウンばかりがダイエットではない!
まず始めに、「痩せる」ということは「体重を減らす」ことではないということを覚えておきましょう。サウナなどに入って汗を大量に流せば体重は減りますが、
それは真の意味でダイエットに成功し痩せたことにはなりません。では本当の意味で「痩せる」とはどういうことか? それは、体の余分な脂肪を減らすこと。
正しいダイエットとは、体脂肪を正常な数値に戻すことにあるのです。


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